ビーズ法にはこんなデメリットがあるんです！

くっきりとした二重まぶたは顔全体の印象を明るいものにします。毎年多くの人が二重まぶたの整形手術をうけています。施術方法にはいろいろな種類がありますが、有名なのが二重埋没法と切開法です。埋没法はその簡易から非常にポピュラーな施術方法です。細い糸をまぶたの中に通し、組織を結びつけることで二重のラインを作ります。切開法は部分切開と全切開に分けられ、希望のラインに沿って皮膚切開を部分的に、あるいはまぶた全体に行い、余分な脂肪や筋肉を除去し、その部分を癒着させることで二重のラインを作ります。
この他にビーズ法という施術方法があります。ビーズ法は切開することに抵抗がある人や、以前埋没法を受けたが戻ってしまった人などに向いた施術方法です。二重のラインに沿って太めの糸で皮膚組織を強く結び、癖付けを行います。糸を通した部分にわざと炎症を起こさせることで皮膚組織を癒着させ、二重のラインを作り出します。糸が食い込み過ぎないようにビーズを通して結ぶためにビーズ法と呼ばれています。いろいろなメリットがありますが、同時にデメリットも存在する施術法です。

事前にスケジュールを調整する必要

ビーズ法は、埋没法のように皮下に糸が残らず、切開法のように皮膚を切ったりする必要もありません。解剖学的にいうと、埋没法や切開法よりもより本来の二重に近い状態になることができます。傷跡が残らないのもメリットです。
反面、ビーズ法にはデメリットも存在します。まず術後しばらくは見た目が悪い状態になる点です。ビーズを通した糸で固定しているので、どうしても見た目が悪くなります。そのため、眼帯を利用して片方ずつ手術を行うか、サングラスを利用するなどの対策が必要になります。最終的には糸もビーズもすべて取り除いて綺麗なラインになりますが、注意が必要です。２つ目は、ダウンタイムが長い点です。埋没法に比べると腫れが強く、術後の腫れは約2週間ほど続きます。また、施術から抜糸までの間は洗顔やメイクを行うことができず、運動も控えることが望ましいため、事前にスケジュールを調整する必要があります。
不安なことは医師に事前に聞き、理解した上で手術を受けるようにしましょう。