下眼瞼切開法は目元の深いしわやくぼみに効果的な整形手術として浸透しています。ヒアルロン酸の注入では対応できないような場合は、この方法を行うことが多いです。
具体的には3つの方法があります。一つは皮弁法という方法です。まつ毛下の瞼を切開して、余分な脂肪を除去します。除去した分皮膚がたるんでしまうので、その分皮膚を切り取ってから縫合します。二つ目は筋皮弁法です。基本的には同じですが、脂肪を除去した際に、瞼の下にある筋肉を引っ張り上げます。そうすることで、より効果的にしわやたるみを改善することができます。もう一つはハムラ法です。この方法もほかのものと大きくは違いません。しかし目の下の脂肪を除去するのではなく、窪んでいる部分に移すことでくぼみを解消することができます。
基本的にはどの下眼瞼切開法を行っても、アフターケアに大きな差は出てきません。基本的な事項を守って、術後の経過を観察するようにしましょう・
ダウンタイムは2週間から4種間程度
下眼瞼切開法ではダウンタイムは2週間から4種間程度です。その間は慎重に行動する必要があります。腫れや内出血が起こることがありますが、どれも2週間程度で終わります。抜糸は約1週間後に行われ、術後の傷痕はほとんど目立ちません。小さな傷なので、アイメイクも可能です。コンタクトも当日から可能ですが、異物感があるときは控えるようにして下さい。
ダウンタイムが終了しても、その後のアフターケアは重要です。術後安定してしっかりと完成するまでは3カ月から4カ月ほどかかります。下眼瞼切開法では皮膚を切り取るために、目元周辺が引っ張られるような感じになったり、左右の目に差があるような気になることがあります。一時的なものなのですが、ひどいようならば医師に相談して対応してもらうようにしましょう。また加齢によって顔の変化は常に起こっているので、その点でも気にしておく必要があります。十分なカウンセリングを行うようにしてください。
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