切開を行わない二重瞼まぶた治療です
挙筋法 は、二重まぶたをつくるために手術を行う方法の一つです。この場合の手術の方法にはまず大別して埋没法と切開法の二つの方法があります。
そのうち、埋没法による手術方法にはさらに大別して瞼板法と挙筋法とに分かれています。
この手術方法では具体的にはどうするのかというと、まぶたの裏側の瞼板上部と呼ばれる部分には上眼瞼挙筋という筋肉があります。
その部分の皮膚から糸を通して結ぶことで二重のラインをつくることができるという方法が挙筋法です。
この方法によるメリットについてですが、瞼板法と比べて埋め込んだ糸が取れにくい点が利点です。
また、この方法では割合自然に二重まぶたをつくることができる点についても利点として挙げられます。
しかしこのようなメリットの反面、この手術方法はデメリットについてもはっきりしていることが特徴です。
こうしたデメリットの部分を把握しておくことがトラブルの回避にもつながることを充分に留意しておきます。
ダウンタイムが長いことが欠点
挙筋法を行うときのデメリットについてですが、まず瞼板法よりもダウンタイムが長いという点が欠点とされています。そして二重ラインの上にしこりが出やすく仕上がりの面で上手くいかないこともデメリットの一つといえます。
この辺は医師の技術レベルによって大きくされやすい要素となりますので、名医と称される医師による手術をできるだけ受けておいたほうが確実に満足のいく結果になることがいえます。
どい医師による手術の場合には、手術後に眼瞼下垂と呼ばれるまぶたが上に上がりにくくなるという病気を発症してしまうこともあります。
そのような結果になってしまった場合には長期間精神的にも苦痛を覚えてしまうこともあります。
こうした事態をなくすためにも挙筋法ではドクター選びは非常に重要といえます。
ダウンタイムの長さについてはおよそ1ヶ月程度となっています。ある程度腫れが収まってくればメイクなどを使用することで目立たなくさせることはできます。
手術費用は10万円前後ですので比較的安価といえます。
二重が消失してしまう可能性もあります
切開を行わないので、短時間で施術ができ、ダウンタイムも少なく抑えることができますが、糸が取れると、せっかく施術をしたにもかかわらず二重の消失が起こってしまう可能性もあります。
そうなると施術をしたことも、費用をかけたことも無駄となってしまいますし、二重を維持するのであれば治療のやり直しも必要で、さらに多くの費用が発生することになります。
さらにこの治療ではまぶたのたるみを取り除くことは難しいものもあります。
平行二重を作るのは難しい施術です
挙筋法は手軽に行える二重まぶた治療というイメージもありますが、二重のラインも好みがあり、自然な末広型を希望する人もあれば、よりぱっちりとした外国人のような平行二重に憧れる人もあります。
平行二重にするには目頭切開や目頭形成が必要となることも多いですが、切開を行わない挙筋法では末広になりやすい(平行二重になりづらい)傾向にあります。
それゆえ、平行二重にするのであれば別の施術方法を選んだほうが良いと言えます。
理想の二重まぶたを作るなら名医に担当してもらうことが大切
二重まぶた治療は多くの美容外科で行われていますが、どこを選んでも同じ仕上がりになるというわけではありません。そして治療で作った二重は短期間で取れてしまうことなく、長く維持していくことも大切です。
理想の目元に仕上げるためには技術力、センスとも優れた名医を選ぶことが大事です。
当相談所では名医が在籍する美容外科を紹介しておりますので、美容外科選びで悩んでいるという方はぜにお気軽にご連絡ください。
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