挙筋法とは、二重まぶた形成術の一つでまぶたの裏側にある瞼板の上の方の上眼瞼挙筋の皮膚から糸を通して結び、幅の広い二重を作ります。
結び付けた糸が結膜側に出るのではなく筋肉の部分に出るので眼球を傷つけるリスクが少ないのと、糸が切れて後戻りすることが少なくほかの二重まぶた形成術と比較して自然な二重瞼を作ることが可能です。
同じく二重まぶた形成術である瞼板法に比べると、高度な技術力が必要なので、未熟な医師が施術を行うとまぶたにしこりができたり眼瞼下垂の症状が出てしまうこともありますが技術力のある医師が施術を行うことでそのリスクも低くなるとされています。
では、挙筋法におけるダウンタイムはどのくらいなのか気になるところです。
あらかじめダウンタイムについて知っておくことで、いざ施術を検討したときにどれくらい休暇が必要なのかわかりますので把握しておくことをおすすめします。
また、費用やリスク、デメリットについても理解しておくのが良いでしょう。
まぶたが通常の状態に戻るまでには1ヶ月
挙筋法は、実はダウンタイムが長くなる可能性が高いといわれています。
個人差はありますが、瞼板法に比べると腫れやすいからだとされています。
術後の腫れや痛み、内出血などのピークは2、3日ほどですがその後まぶたが通常の状態に戻るまでには1ヶ月かかるとされています。
ただ、ある程度症状が落ち着いてくればアイメイクやコンタクトの使用なども可能になりますので、いつからできるようになるかは施術を行ったクリニックに確認するようにしましょう。
デメリットとして、もし万が一挙筋法によって結んだ糸を外す必要が出た場合に瞼板の奥の上眼瞼挙筋に固定して結んであるために、それを外すのが困難ということが考えられます。
ちなみに、挙筋法による施術費用は10万前後が相場となっています。
ただ、同時に脂肪を除去するのか何点糸で止めていくかによっても異なってきますが、糸を止める箇所が少なければそれだけ費用も安く上がることがあります。
医師の技術力によって術後の痛みや腫れ具合が長引いたり短くなるなど左右されますので、できることなら費用の観点よりも医師の技術力の高さを重視してクリニックを選ぶことが望ましいといえます。
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