埋没法２点留めに失敗すると？

埋没法は二重瞼にする手術の中でも手軽に受けることができてダウンタイムも少ないため、今や多くの人が受けています。また埋没法には埋没法２点留めや３点留め、多ければ６点留めまであり、好みに合わせて選ぶことができます。埋没法２点留めの失敗として挙げられるのが、不自然な目になってしまうことです。３点留めの場合は瞼にまんべんなく糸を通していきますが、２点留めは一箇所に糸を通すため、技術がない医師が担当すると縫った部分だけ食い込みが激しくなる場合があります。また節目がちになった時に二重瞼の線が途中までしかないこともあり、不自然に感じる人もいるかもしれません。基本的には失敗の少ない手術ではありますが、希望通りに全てがいくとは限りません。例えば幅広の二重瞼を希望している方ですと、埋没は通常幅が狭い二重瞼にする場合に適していると言われているので、二重幅がすぐにとれてしまうこともあります。これは瞼が重めな方にも同様に言うことができます。

左右差の問題

さらに埋没法２点留めをする際にできる限り左右差がでないように医師は手術をしていきますが、目は日々多少なりとも変化しています。そのため手術当日は左右対称だったのが、ダウンタイム期間が終わり腫れがひくと、左右非対称だったということもよくあります。誰が見ても明らかな位に左右非対称であれば失敗の可能性が高いため手術を受けたクリニックに相談することをおすすめしますが、多少の左右差はあるものと理解しておく方が良いでしょう。また埋没法２点留めは、切開法に比べると持続性が低いとも言われています。数年で二重幅がとれてしまったり、早い方で数ヶ月以内にとれてしまう方もいるようです。そして取れる時も徐々に取れる場合もあれば、急に元の瞼に戻ってしまうこともあるので気持ち的には不安かもしれません。ダウンタイムが長くても良いから持続性を重視される方には切開法が埋没法３点留め以上の方が向いている場合があります。このように比較的に失敗は少ないですが、自分の理想とは異なる出来あがりになったり、不自然だったり、すぐに元に戻ってしまう失敗が挙げられます。