埋没法2点留めは2ヶ所に針を通す方法であり、手術時間もダウンタイムも短いという特徴があります。そのため多くの方が埋没法2点留めを受けていますが、メリットだけでなく失敗などのデメリットがあることを忘れてはいけません。例えば失敗として、二重幅の左右差・目頭部分のラインや目尻部分のラインが消えて薄くなっている・埋没糸が透けて見える・くい込みがあるなどが挙げられます。埋没法2点留めは、糸で2箇所に通しているだけなので比較的修正は簡単にすることができますが、簡単にできるのは糸が早く見つかった場合のみです。そのため埋没法の手術を受けて数ヵ月であれば糸を見つけることができる場合もあるので、修正することが可能です。修正方法としては糸を除去して再手術を行うのですが、糸を除去してから再手術を行うまで一定の期間をあけることをおすすめします。クリニックによっては一日で糸を除去して再手術を行うこともありますが、糸を除去したあとは目が腫れたり傷口がある状態なので、できれば日にちをあけたほうがいいです。
糸を除去して修正を行う場合
糸を除去して修正を行うことができるのは、埋没法2点留めをしてからまだあまり日にちがたっておらず、糸が見つけやすい場合です。手術をした直後は順調だったのに日数がたってから二重幅が消失してしまったり、埋没糸が透けて見えてしまうという問題が生じることがあります。その場合は以前に行った埋没法2点留めの糸がどこにあるのか見つけることが困難であるため、糸を除去せずに再度手術を行います。埋没糸が透けて見えてしまっている場合は手術後から数ヵ月以上たっていても糸を見つけることができる場合もあるので、糸を除去して再度手術を行います。前回の糸をどうしてもとりたい場合は切開をして糸を探すという方法になってしまい、ダウンタイム期間が長くなるのでおすすめはしません。しかし一度埋没法で二重にしたけれど、次は切開をしたいということであれば瞼を切るのでその時に埋没糸を取り除くことは可能です。どちらの方法の場合も必ず埋没糸を取り除けるというわけではなく、あまりしつこくやると目が腫れてしまったり悪影響を及ぼします。医師の判断にしたがって正しく修正を行いましょう。
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