埋没法6点留めの手術をしただけでは二重瞼は完成していません。下準備ができただけなので、そのあとのダウンタイムも気を使って、きれいな形の瞼ができるように気を付ける必要があります。埋没法6点留めの手術では瞼に糸を通して二重になるように塗っていますので、瞼は腫れてしまいます。術後2~3日がピークで、その後だんだんと引いて、自然な二重瞼になっていきますので、本当に完成形の目元になるには1か月程度の時間が必要です。それを焦って途中でいじったり、手を加えてしまっては最終的な形を壊してしまうことになります。ですので、手術後数日の様子で判断せずに、ダウンタイムをじっと我慢して長い目をもって過ごすことがポイントなのです。とくに気を付けたいポイントを頭に入れておくと、実際の生活でもうっかりをしなくて済むので、効率的で安心できるダウンタイムを過ごせます。ちょっとした点を避けるだけでいいので難しいことではありません。
炎症をクールダウンするためのダウンタイム
埋没法6点留めのあと、数日間は本来は瞼にはない糸が入っているので、痛みや内出血が起こり、腫れる方がほとんどです。しかし、数日で瞼になじんできて回復してくるので心配は無用です。埋没法6点留めに使う糸はごく細いもので、全く危険がないものですので悪い反応というわけではありません。ただ、この腫れているときには炎症があるので、それを落ち着かせることを考えて過ごすことが大切です。炎症をクールダウンするためのダウンタイムは、状態を落ち着かせるだけではなく、敏感な不完全な瞼でもあるので衛生面も気を付けなくてはなりません。そこで注意なのがメイクです。特にアイメイクは瞼の上を刺激することが多いです。例えばアイライナーやアイシャドーは瞼を触ります。できるだけ刺激を加えず、そっとしておく必要があるので避けたい行動です。また、メイクの成分が瞼から入ってしまう可能性もあり、そうなると目そのものへの病気にも発展してしまいます。ですので、ダウンタイムには化粧は我慢しましょう。
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