ちりめんのような皺や浅い皺が顔にあることに悩んでいる人はPRP血小板療法の施術を受けると、お肌の浅いところにある層に、自分の血液から取り出した皮膚再生因子を注入することによって、およそ数ヶ月ぐらいでコラーゲンが生成されて皺のない、お肌になるという効果があります。
血小板は、もし切り傷などを負ってしまったときに血を止めてくれたり、血管の壊れたところや細胞を治療する働きがあります。
また、血小板には身体の細胞を若返らせて、活性化させる成分がたくさん入っています。
血小板を皮膚再生因子として使って施術を施すのですが、PRP血小板療法は、最も新しい再生医療の一種で、歯科の分野ではすでに、歯茎などに自分の血液から抽出した高濃度の血小板を注入することによって、歯茎や骨を再生させることができるため、インプラントの施術のときの補助的な治療方法として、近頃注目を集めています。
また近頃は、PRP血小板療法が美容外科の分野で皺を除去する方法として注目を集めています。
真皮はほとんどコラーゲンで構成
皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織という層になって重なっています。
お肌に皺ができてしまったり、ハリが失われてしまうのには真皮に起こるトラブルが原因になっています。
真皮はほとんどコラーゲンで構成されていて、真皮のコラーゲンを生成する細胞のことを繊維芽細胞といいます。
PRP血小板療法として皮膚の浅い部分に血小板を皮膚再生因子として注入することで、真皮にある繊維芽細胞が活性化されて、コラーゲンや毛細血管新生の生成が促されて、お肌の皺を除去する効果が現われるようになります。
そしてまた、PRP血小板療法は自分の血液から抽出した血小板を使うので拒絶反応がないことが一番大きいメリットになります。
そのためPRP血小板療法を受けるときには、皮膚再生因子として自分の血液から抽出した血小板を使うため、最初に採決を行います。
採決する血液の量は皺をとりたい場所一ヶ所につきおよそ10ミリリットルぐらいとなっています。
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