サーマクールとは、高周波を照射して皮下組織のコラーゲン生成を促してたるみ解消や美肌効果を得られる、切開を伴うことの無いフェイスリフト術のことです。そして、このフェイスリフト術を、目元でも治療できるように開発されたのがサーマクールアイです。これまでサーマクールは熱の発生部分が皮下2~5mm及ぶので、目の周りは皮膚が薄くて治療に用いることが出来ませんでしたが、目元専用チップが開発されたことで可能になりました。高周波を照射して皮膚層の深部に熱を加えることによって、皮下組織やコラーゲン繊維が収縮して目元のたるみを解消されますし、新しいコラーゲンも生成されるので美肌効果が得られるのです。そして、治療直後から効果を感じることが出来ます。このように、サーマクールアイは目元のたるみを解消するのに最適な治療ですが、デメリットもいくつか存在しています。治療を受けるうえであらかじめそのデメリットをきちんと把握しておくことが重要です。
切開を伴う治療や手術ほどの効果を感じられないというデメリット
サーマクールアイは、初期の比較的軽い状態のたるみが見られる方に人気がある治療ですが、さらに症状が進んだもっと深刻なたるみの場合は、切開を伴う治療や手術ほどの効果を感じられないというデメリットがあります。また、治療直後から効果を感じることが出来ますが、その効果は半年程度のものであって徐々に効果が薄れてしまうので、長期的効果はありません。施術効果を維持するためには定期的に治療を受けなければならないので、治療に対して手間や時間や費用がかかってしまうというデメリットもあります。また、高周波を照射するので、肌が弱い人や敏感肌の人にはエネルギーが強すぎて、肌に赤みやほてりが発生することもありますし、場合によっては火傷の症状が出ることもあります。サーマクールアイは元々失敗が少ない治療法ですが、肌が弱い人にはこのようなデメリットが起こる恐れもあります。それを防ぐためには、高いレーザー治療技術を持つ名医を探すことが最適です。
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