どんなに安全性の高い手術であっても、100%失敗が無いというものはありません。それは比較的簡単な手術とされている埋没法による二重整形手術であっても同様で、場合によっては効果が出ないばかりか修正が必要となるリスクもあります。
最も多いリスクとしては、手術によってまぶたの裏側に糸が出てきてしまい、目に痛みや違和感を与えてしまうという点が挙げられます。酷い場合だと、その糸が角膜など大切な組織を傷つけてしまうこともあります。全ての人に起こるものではありませんが、このようなリスクもあるということを理解しておきましょう。
また、埋没法の種類や手術方法、医師の腕などによっては自分が期待した二重のラインや仕上がりとは異なる場合もあります。こうなると修正のために再手術をしたりクリニックとトラブルになってしまうこともあるので、事前にしっかりカウンセリングをして、自分がなりたい二重を確実に医師に伝えておくことが大切です。
何度も手術を繰り返す方のリスク
埋没法を行う際のリスクとしては、糸が皮膚の中に留まることによる痛みや炎症が考えられます。初めて行う場合はあまり起こらないのですが、何度も手術を繰り返している人の場合、以前手術した際の糸がどんどん残ってしまうため炎症を起こしやすくなってしまうのです。また、手術後に何らかの理由でもとのまぶたに戻したいと思っても、長い時間が経っていると糸の周りの組織が炎症を起こして癒着してしまい、元通りに戻らないこともあります。
このような炎症を避けるため、埋没法手術を繰り返す際には毎回糸を綺麗に取り除くことが望ましいですが、その場合は一度皮膚を切開しなければならないため、費用や腫れなどの負担が増してしまいます。
また、眼球というデリケートな組織に近い場所で手術を行うことになるため、腕の良い医師に施術を受ける必要があります。費用が周辺のクリニックと比べて極端に安い場合は、あまり腕の良くない医師がいたり評判の良くないクリニックである可能性もあるので注意しましょう。
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