上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)とは、まぶたに数ミリ程度の穴を開け、開けた穴から眼窩脂肪を取り出す手術です。
眼窩脂肪を取り出すためには、少なくとも3㎜ほどの切開が必要で、脂肪吸引のように針で脂肪を吸い出すことはできません。
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)は、脂肪が厚くついたまぶたを軽くして、すっきりとした目元に整える効果があります
二重まぶたを作る整形手術としては埋没法や切開法がよく知られていますが、まぶたの脂肪が厚くて腫れぼったい方の場合、これらの手術だけでは理想のラインにはなりません。
その場合、まずはまぶたの脂肪を取り除く必要があります。
なお、上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)のみで二重まぶたを作ることはできません。
二重にしたい場合は、脱脂法と埋没法や切開法を組み合わせた施術を行います。
また、もともと二重まぶたの方で、まぶたの厚みだけをなくしたい場合は、上眼瞼脱脂法のみを施術することもあります。
ムクミが改善され瞼がすっきりする
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)の効果はムクミが改善され、瞼がすっきりする点です。
厚ぼったいまぶたがすっきりするので、埋没法などで形成した二重のラインも消えにくくなり長持ちします。
脱脂する際は切開が必要ですが、眼窩脂肪は卵の黄身のように柔らかい脂肪なので、切開は数ミリ程度で済みます。
また、もともと二重まぶたの方や、埋没法や切開法などで二重形成施術も行う場合は、二重のライン上で脱脂施術を行う為、傷が目立たないこともメリットのひとつです。余計なラインも増えません。
ダウンタイムは短く、比較的腫れも少ないと言われていますが、埋没法よりは腫れが強く出るようです。
上眼瞼脱脂法(腫れぼったいまぶたの脱脂)は二重まぶたにしたいという人だけではなく、朝やお酒を飲んだ翌日などのむくみが気になる方にも効果的です。
眼窩脂肪は水分を含むと大きく膨れ上がりますので、眼窩脂肪を除去することで、まぶたのむくみも改善されるのです。
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