グラマラスライン形成とは、下まぶたのラインを下げることで垂れ目にし、目元の印象をやわらかくする美容整形手術の1種です。
下方向に目が広がるので白目が見える部分が大きくなり、全体的にパッチリと大きな目元になります。成功すれば理想的なつぶらでかわいらしい目の印象になれるのです。
しかし、グラマラスライン形成は難易度の高い手術であるというデメリットがあることも事実です。
下まぶたラインのカーブのデザインは難しい上、手術後は腫れるためその分も計算しなければなりません。腫れが引いたときにイメージが違ったり変化をあまり感じられないという方で、再手術を受ける方がおよそ2割ほどいます。
再手術はダウンタイムなどを考えると体への負担が大きいですし、精神的にもまた失敗したらどうしようといった不安にかられてしまいます。カウンセリング時にイメージするモデルさんの写真などを持っていくなどして、できるだけ正確に自分の要望を伝えましょう。
結膜側のみの切開と結膜側と皮膚側の両側を切開する方法
さらにグラマラスライン形成の切開法には結膜側のみの切開と、結膜側と皮膚側の両側を切開する方法があります。グラマラスライン形成は元に戻りやすいというデメリットもあるため、それを避けるためには両側切開が有効な手段といえます。
ただし、見えている皮膚を切開するとなると傷跡は目立たなくはなりますが完全に消えることはありません。しかも切開して切り取った部分は元には戻せないので、腫れが引いた後のラインが気に入らなかった場合、ラインをより下げることはできても上げることは困難になります。
次に切開はちょっと、という方には切らない埋没法もあります。いわゆるプチ整形です。
切開の場合は術後縫うことになるので抜糸のための通院が必要になる上ダウンタイムがより長くなりますが、埋没法なら翌日からメイクが可能なので、多少の腫れならごまかせます。
これなら特別な休みをとらなくてもグラマラスライン形成の手術ができてしまいます。ただし、効果はやはり切開には劣りますし元に戻る可能性も高くなります。
メリットとデメリットを考慮の上、自分に合った方法をドクターといっしょに見つけましょう。
変化が無いというデメリットがあったらどうする?グラマラスライン形成を成功させるには
グラマラスライン形成の失敗変化・効果が無い仕上がりになることもあります。
下まぶたの真ん中から目じりにかけてのカーブを下にさげてたれ目状にすることで、黒目の露出を増やし目の全体的なサイズを大きくするのがグラマラスライン形成の術式ですが、切開して下まぶたの筋肉や筋膜の縫合処置やデザインが不十分でカーブのさげ方が足りないと変化・効果が無い目になってしまいます。
切開する位置は、皮膚側からと下まぶたの裏側である結膜側からとがあり、どちらもたれ目に形成する場合技術が必要です。
グラマラスライン形成の失敗で後戻りし理想よりも目が大きくならない
切開したり切除すると、必ず修復作用が働いて元の状態に戻ろうとしますから、筋肉と筋膜を縫合する際に修復されることを想定してたれ目ラインのさげ具合を決めないと後戻りしてしまうことがあります。手術したばかりの時は、これまでよりもさがって見えていても日にちが経つごとに後戻りすることがあります。切らずに糸で結び付けるだけの術式も、同様です。
医師の経験が豊富であれば適切な対応をすることができるので、多くの実績がある医師にお願いしましょう。
グラマラスライン形成の失敗でピンク色の結膜が見えてしまう
下まぶたのたれ目幅をさげすぎてしまうと露出部分が広くなりすぎて、ピンク色の結膜が見えてしまう失敗につながることがあります。デザインが不十分であったり医師の技術が不足していて切開位置や縫い縮める位置、縫合の仕方が悪いと起こる可能性が高くなります。
ピンク色の結膜が見えてしまうと怖い印象の目元になったり、目が乾燥しやすいなどの毛点があるため、再施術が必要になってしまうことがあります。
名医による施術できれいなグラマラスライン形成を行おう
下まぶたのたれ目の幅がきれいに仕上がるかは技術に左右されるため、医師選びは重要です。特に傷跡が目立たないように結膜側からアプローチする場合には、視野が狭くなって難しいですし、さげすぎると下のまつげが内側に反って目に入りやすくなることがあります。まつげで眼球を傷つけないためにも、施術に慣れている医師に依頼しましょう。
当相談所では、名医の美容外科をご紹介をしておりますので、グラマラスライン形成をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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