目尻靭帯移動術に失敗してしまうとどうなる？

2016/07/29

目尻靭帯移動術で起こりうる失敗例、「後戻り」とは？

目尻靭帯移動術とは、自分の目を釣り目にするかたれ目にするかということを調節したい時に目尻の靭帯を適当な位置に移動させる方法になります。この施術はアンチエイジング効果が高いと考えられており、近年若さを追求する女性たちの間で評判になっている美容手術の一つでもあります。

しかし目尻靭帯移動術は失敗してしまうと目の位置がおかしくなってしまったりまぶたの大きさがそれぞれ左右で異なってきてしまったりといったトラブルが起こる可能性があります。この原因は、人体を移動した位置や強さ、後戻りなんかで起こるということが考えられています。

しかしこれは再手術などで修正ができるものです。しかし、再手術などを行うという場合にはさらに費用がかかってしまって金銭的にもさらに大変なことになります。こういったトラブルを未然に防ぐためにも、技術力の高い病院を選ぶことが重要になってくるのです。そのためにも受診する病院から慎重に選ぶことをおすすめします。

左右差や傷跡などで再手術

この目尻靭帯移動術では左右差や傷跡などで術後に再手術をする人がいますが、腫れや痛みなどの症状では再手術に繋がらないということがいわれています。この手術では失敗するというほかに副作用として腫れやむくみが出るということがいわれているのです。これらの症状には痛みはないということなので、腫れやむくみが収まるまでは眼鏡をして外出するという人が多くいるそうです。

アフターケアとしては、血流の流れが良くなってしまうと赤みが強くなってしまうので、落ち着くまで安静にしておくということが推奨されています。この目尻靭帯移動術のもともとの手術も名医にやってもらうに越したことはないですが、再手術では特に技術力のある医師を選ぶことが重要になるということがいわれます。これは、移動してしまった靭帯をさらに移動させるということ、さらに再手術の方が失敗するかもしれないリスクが大きいことなどから考えられています。もし手術を受けようとしている人がいたら、是非参考にしてみてください。

靱帯移動手術のその他の失敗例についてまとめます。

変化・効果が無い可能性がある

目尻靭帯移動術では、手術を受けたにも関わらず、それほど大きな変化・効果が無いと感じている人も少なくはありません。その理由としては、目尻の靭帯を移動させた際の位置が適切ではなかった事があります。腫れなどが見られる場合には、変化・効果が無いと感じられることもあるため、腫れや内出血などが治まっても、効果を感じないようであれば、靭帯の固定位置を変えるという修正手術を受ける必用があるかもしれません。

後戻りが見られることがある

目尻靭帯移動術では、適切な治療が行われなかった場合には、後戻りが生じることがあります。後戻りが生じた場合には、そのままにしていても変化はありませんので、気になる場合には、同じ場所を切開し、靭帯を固定する位置を変えるという方法がとられます。ただし、この方法では、適切な位置に靭帯を移動させないと、見た目が不自然になってしまう可能性もありますので、注意が必要となります。あらかじめシミュレーションをしっかりと行いましょう。

傷跡が残る可能性がある

目尻靭帯移動術の代表的なリスクとして、傷跡が残ってしまうという事があります。傷跡が残るかどうかは体質にも関係しているため、完全に防ぐということは残念ながら出来ませんが、使用する糸を細いものにする、専用のクリームを使用してケアをするという事で、目立たなくさせることは可能です。ただし、目立たなくなるまでにはある程度の期間を要する可能性がありますので、あらかじめ確認することが大切です。