二重にする手術法として、糸だけで二重をつくるビーズ法というものがあります。
ビーズ法とは、二重のラインに沿って太めの糸を通して皮膚表面できつく結んで、1週間後くらいに糸を全て抜糸します。
二重抜糸法ともよばれています。
糸が通っていた瞼の中で、炎症によって本来離れている組織同士がくっつくことで天然の二重と同じような原理で二重瞼になることが出来ます。糸が食い込まないようにビーズを通して結ぶのでビーズ法とよばれています。
これは、何十年も前から使用されている方法です。
抜糸する際には、糸が食い込んで皮膚がきれるのを防ぐために、ストッパーの目的でビーズを通します。
手術費用は10万円を超えるものが多く、安価ではないのですが、その他の二重にする方法である全切開法は20万円を超えるところがあるので、そちらにくらべると安いといえるでしょう。
この方法は切開しなくても糸だけでしっかりとした二重がくっきりできるのもメリットのひとつです。
持続するキレイな二重のラインをつくる
なぜ切開をしなくても糸だけでキレイな二重ができるのかというと、ビーズ法ではより糸の絹糸を使用するので、組織の炎症反応が強く出てることやきつく縛ることによって一時的にラインに沿って皮下組織の血流が悪くなることによって皮下に、本来はなれている組織がくっつく癒着がおこります。よって持続するキレイな二重のラインをつくることが出来るのです。
また、切開をしないので手術跡のような瞼に糸のあとが残るこがありません。
その他のメリットとしてビーズ法は、埋没法よりも効果が長持ちするというのもあります。{埋没法とは、糸を瞼に残して二重のラインをキープする方法です}
ビーズ法前述のとおり、糸で瞼を何か所かきつく結ぶことで炎症により癒着を起こすことによって二重のラインをキープする方法であり、しっかりと癒着することができれば埋没法よりもくっきりとしたキレイな二重瞼が手に入り、自然な仕上がりで持続する時間も長いです。
手術時間も約30分ほどと短時間です。
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