眼瞼下垂(挙筋前転法)の修正が無理な場合はある？

2016/05/29

眼瞼下垂(挙筋前転法)をすると、当然ながらお顔の雰囲気が変わります。ただそれが自分の理想とするものでないときには修正が必要となります。ただどのようなイメージとの差、あるいは術後のトラブルであってもそれぞれのお悩みに対してさまざまな対処の方法があります。
たとえば眼瞼下垂(挙筋前転法)の修正手術としてはもっとも一般的なのは左右に起こる二重の幅の違いを治すことです。手術をしたときにはわからなくても、だんだんと麻酔がおさまり、腫れも引いてくると左右の違いが気になってくるという人は多いです。この場合には、いちど糸で縫ったところをもう一度開いて調整を行ってもらうことになります。自分の目の左右に差があらわれてくるかどうかは、眼瞼下垂(挙筋前転法) のあと1週間後くらいに判断されますが、このあとすぐに修正することが可能なので気になればすぐに対処が可能です。一方で術後時間がたって気になり始めた場合は4か月以上たってからの調整となります。

がらっとお顔の印象が変わることがあります

眼瞼下垂(挙筋前転法)を受けると、がらっとお顔の印象が変わることがあります。それに伴って、自分自身の感覚としても今までとかなり変わる部分もあります。
たとえば、上のまぶたがかなり重くて厚くなった印象になることは多いです。これは眼瞼下垂(挙筋前転法)をして前よりも目が大きくなったり、これまでよりも眉毛の位置が下がってくることで起こる症状ですからかならずしも修正が必要というわけではありません。
しかしこれらの症状がどうしても気になってしまうときには、こんどは脂肪を除去する手術や、あるいはリフトアップといった手術のアプローチで修正してもらうことが可能です。
また、眼瞼下垂(挙筋前転法)をしたことで目が大きすぎてしまい、白目も見えるいわゆる「びっくり目」になることがあります。これは術後に半年程度時間が経過すれば慣れでびっくり目になるようなことも少なくなってきます。それでも気になるときはまた二重切開によって調整ができます。