眼瞼下垂の治療にはいくつかの治療法が存在し、眼瞼下垂(腱膜前転法)もそのいくつかの施術法のうちの一つです。
眼瞼下垂には先天性のものと後天性のものがあり、どちらの場合もこの施術を行うことで目の開閉がスムーズに行うことができるようになるので、黒目がはっきり見えて顔の印象も変わってくるのが特徴です。
ダウンタイムなどには個人差がありますが、腫れや7~10日間、内出血は1週間くらい続くことがありますが徐々に落ち着いてくるとされています。
また、コンタクトを使用している場合に歯開閉の調整のために施術中にコンタクトを装着して行うこともあり、術後は可能ならば3週間ほどは眼鏡で過ごすのが良いでしょう。
では、眼瞼下垂(腱膜前転法)におけるデメリットはどんなことが考えられるのでしょうか。
メリットがあればデメリットも存在するのが美容医療ですので、しらないまま施術を受けると後悔する羽目にもなりかねませんのでしっかりと理解しておくのが望ましいといえます。
保険適用により施術を受けることも可能
眼瞼下垂(腱膜前転法)は、上まぶたにある二重のところを切開して目を開ける筋肉である挙筋、あるいは腱膜と呼ばれる挙筋を短縮して目の開閉を大きくさせることと、同時二重を作る施術です。
保険適用により施術を受けることも可能ですが、保険適用により眼瞼下垂(腱膜前転法)の治療を行う人は老人性の眼瞼下垂の症状を抱える高齢者の人がほとんどです。
自由診療の場合、それだけ費用がかかっていることも配慮して極細の糸を使ってなるべく傷跡が残らないように気を付けて処置をしてくれる医師もいますので、見た目を気にする人は保険適用ではなく自由診療における施術を受けるのが良いといえるでしょう。
眼瞼下垂(腱膜前転法)におけるデメリットは、施術を受けたのにもかかわらずあまり改善しないことや返って開きすぎてしまいつらいという人もいるようです。
実は高度な技術力を要し、施術を担当する医師の腕に左右されることもありますので、クリニックを選ぶ際には安易に費用の面だけにとらわれずにきちんと技術のある医師かどうか口コミなどを参考に調べてから決めるようにしましょう。
眠たそうで効果が無いのはどうして?実はデメリットだらけ?
挙筋腱膜前転法の眼瞼下垂のデメリットについてまとめます。
「眠たそうで効果が無い」デメリットについて
挙筋腱膜前転法の眼瞼下垂手術では、眠たそうに見えてしまう目元を、はっきりとした印象に変えることが出来ます。
加齢によってまぶたの筋力が低下してしまったり、もともとの目の形によって眼瞼下垂が起こってしまいます。
原因によって適した手術を行わないと、手術をしても眠たそうで効果が無いという結果になります。
もともとの目の状態や筋肉の状態をしっかりと見極めて、正しい手術を行うことが大切です。
手術後の「後戻り」デメリットについて
挙筋腱膜前転法の眼瞼下垂手術において、医師の判断が間違っていて、元の状態に対して、適した手術が行われなかったり、未熟な医師による手術が行われた場合には、手術後の後戻りのデメリットが考えられます。
筋力の低下によって、再度眼瞼下垂が発症するケースも多くあります。
手術後のケアや、日々の目元のトレーニングも大切なことです。
後戻りの際には、再手術や修正手術が必要となるので、医師に相談しましょう。
「二重幅が変わる」デメリットについて
挙筋腱膜前転法の眼瞼下垂手術は、まぶたの衰えてしまった筋肉の代わりに、まぶたを持ち上げる手術を行います。
いろいろな方法がありますが、手術によって二重の幅が変わってしまうというデメリットがあります。
もともとが平行型の二重だった人が、末広型になってしまったり、目元の印象が大きく変わってしまうということもあります。
仕上がりのイメージをきちんと伝えることで、リスクの回避も可能です。
名医による手術でデメリットの回避
挙筋腱膜前転法の眼瞼下垂手術では、効果が無いことや、元に戻ってしまう、二重のラインが変わってしまうというデメリットが考えられます。
しかし、これらのデメリットは、名医による手術で回避することが出来る場合もあります。
カウンセリングを丁寧に行い、技術力が高い医師であれば、仕上がりのイメージをきちんと伝えることが出来れば、正しい手術内容の提案や、しっかりとした手術を行うことが出来るでしょう。
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