眼瞼下垂は、まぶたが開きにくくて視界が制限されて眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状をおこします。眼瞼下垂(挙筋短縮法)で手術をすると目の開きが大きくなり、黒目がはっきり見えるため大きな目など目力アップにつながります。
眼瞼下垂の原因としては先天性と後天性がありますが、後天性の眼筋疾患、加齢、コンタクトレンズ装用等で生じる場合が多くなっています。
眼瞼下垂(挙筋短縮法)は、のびたり外れてしまった眼瞼挙筋を直接縫い縮める手術です。重度の眼瞼下垂の改善も可能です。皮膚から切開するため眼瞼下垂(挙筋短縮法)は、二重まぶたの形成も同時に行えます。また結膜側から切開すると腫れが少なく皮膚に傷あとが残らない事はメリットです。
自律神経とも連動しているまぶたの裏のミュラー筋という筋肉を傷つけるリスクがあるため、現在では重度の眼瞼下垂の方に施術します。個人差はありますが、ダウンタイムとしてはおよそ二週間前後でひどい痛みは3日前後です。
非常に高度な技術を必要とする手術
眼瞼下垂(挙筋短縮法)は非常に高度な技術を必要とする手術で、万が一失敗した場合日常生活に支障をきたす恐れがあります。
一般的に注射の局所麻酔で手術を行います。手術時間はおよび2~3自律神経ほどで、麻酔が切れてもクリニックから処方される内服薬でわずかな痛みを感じる程度です。
ダウンタイムには個人差があって様々ですが、術後5~7日ほどで抜糸し強い腫れは一、二週間ほど続きます。ただし内出血や結膜浮腫がでた場合はダウンタイムが長引きます。
目の開きが良くなるため光の量が今までより多く眩しく感じたり視界がぼやける事もありますが、角膜の腫れが落ち着くと徐々に慣れて自然に自分自身で調節できるようになります。
メイク等は手術翌日からできますが、アイメイクは抜糸の翌日からになります。基本的に手術翌日からコンタクトレンズは装着可能ですが、できれば三週間ひかえた方が良いです。
眼瞼下垂(挙筋短縮法)の失敗例としてまぶたが閉じる事ができない、三白眼などのびっくり目、白目や角膜の損傷などのリスクがありますので、ハイレベルの医師でカウンセリングがとても大事です。
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