美容整形で二重まぶたになる方法としては皮膚を直接切開する切開法と糸を使ってまぶたの組織を縫い合わせる埋没法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、メスを使わないということで人気があるのが埋没法です。
埋没法はメスを使わずにまぶたの内側から皮膚の部分を留める方法です。傷が見えてしまったり抜糸の必要もないので負担も少なく短時間に二重まぶたにすることができます。
埋没法がすべての人に適応するわけではありません。まぶたの厚さによっては埋没法が適応しないケースもあります。まぶたの脂肪が多く、厚すぎると糸で皮膚を重ねることが難しくなってしまうからです。その場合は切開法が必要になります。しかしある程度の厚さまでであれば、埋没法4点留めのように糸の数を増やすことでメスを使わずに二重まぶたにすることができます。また留める糸の数が多いほうが1点にかかる負担が少ないために外れにくく、ひきつらない自然な仕上がりになります。
これが埋没法4点留めの一番のメリットではないでしょうか。
その他にも埋没法にはにはやり直しができたり、ダウンタイムが短いなどの特徴があります。
ユーザーの要望と顔のバランスを考慮したカウンセリング
埋没法にはデメリットもあります。その中でも一番にあげられるのは持続期間の短さです。留める数が多いほど強度は増しますが永久に続くというわけではありません。埋没法4点留めでも持続するのは数年でいずれは糸が取れてしまいます。糸がとれてしまった場合に再び二重まぶたにするには再手術が必要です。しかし、何回も手術を繰り返すとまぶたに残ってしまった糸の影響で不自然に見えたりすることもあります。そうなった場合はまぶたを切る必要が出てきます。
埋没法4点留めを行うときはこれらのメリット・デメリットをよく理解したうえで行うことが大切です。クリニックによっては、良いことだけを説明して、リスクについて全く話さないままに手術すすめるところもありますので注意が必要です。埋没法4点留めではユーザーの要望と顔のバランスを考慮したカウンセリングが重要です。口コミや評判だけではなくカウンセリング時にきちんと対応してくれるクリニックを選びましょう。
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