ごく短時間の手術で印象的な二重の瞳になれるため人気なのが、二重埋没法という美容整形手術です。その名の通りまぶたの皮膚の中に専用の特殊な手術糸を通し、組織と癒着させることでシワを作りだして二重のラインを表します。埋没法は、もし術後のラインや形が気に入らなければ、埋没糸抜糸することで元通りのまぶたに戻し、その後やり直しをすることもできます。埋没糸抜糸をする場合には、料金相場の他にも注意しなければならない点がいくつかあります。
まず大切なのが、抜糸する時期です。腫れが気になり、早く治したいという理由だけなら抜糸はすぐにしない方が良いのです。顔の肌は薄くデリケートで、術後はどうしても腫れが出やすくなります。このため一般的なダウンタイム中は腫れが出ることも珍しくなく、1週間程度我慢すれば綺麗に引くことがほとんどです。
これとは逆にすぐにでも抜糸したほうが良いのは、眼球に痛みを感じたり痛みのあまり目が開けられないような場合、埋められた糸が盛り上がって表面に見えているような場合には手術が失敗している可能性が高いのですぐに抜糸するようにしましょう。
埋没法の種類によっては埋没糸抜糸で除去しきれない
埋没糸抜糸を行う場合、糸が埋まっている箇所の皮膚にごく微細な穴を開けて糸を抜き取ります。埋没法の種類によってはこれで除去しきれず、まぶたの裏側の皮膚を切開して抜糸しなければならないケースもあります。埋没糸抜糸の料金相場はクリニックや抜糸の難易度によっても異なりますが、だいたい数万円から高くても10万円前後となっています。抜糸の難易度が低いものなら10分程度の短時間で処置が終わることも多く、それほど医師の技量も必要ありません。しかし埋没法を受けてから何年も経過していたり、繰り返し手術を行っている人などの場合は、糸が組織と過度に癒着していたり糸の数が非常に多くなっているケースもあるので、場合によっては皮膚を切らなければなりません。こうなると難易度も上がり、しっかりとした技術や手術実績を持つ医師にお願いしなければ眼球などを傷つけるリスクもあるので注意しましょう。料金が安いクリニックは医師の腕が不確かなことも多いので、名医をお探しの場合は当相談所にお問い合わせください。
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