目元を変化させる美容整形術は多くあり、そのひとつが上瞼・下瞼の脂肪注入術です。上瞼・下瞼の脂肪注入は、腹部や太ももなどから余っている脂肪細胞を採取し、それを加工した上で注射器で注入するというものです。上瞼・下瞼の脂肪注入のメリットは、切開を伴わずすべてを注射器で行うことができるので術後のダウンタイムが短いといったことがあり、また費用も本格的な切開を行うよりも安く行うことができます。効果としては、瞼周辺の脂肪の量を増やすことができるので、ハリをもたせることができ、くぼみを解消することが可能です。施術に掛かる時間はクリニックによって変わってきますが、1時間程度であり入院の必要はありませんが、腫れが1週間程度続き、ダウンタイムは2週間程度はみる必要があります。
一方で脂肪注入による美容整形でのデメリットとしては脂肪細胞の定着率があり、瞼に注入する場合にはその定着率がやや低めで30%程度とされます。このため理想の形にするためには3回程度は注入を行う必要があります。
すべての施術が注射によって行なわれる
上瞼・下瞼の脂肪注入のメリットとしては、すべての施術が注射によって行なわれるということで、そのため身体に対する負担が軽い美容整形術になります。また脂肪細胞の定着率が悪いとはいっても、定着されなかった脂肪細胞は体内に吸収されるだけなので、身体への悪影響はありません。むしろヒアルロン酸注入ではすべてが体内に吸収されてしまい効果は1年程度しか持ちませんが脂肪注入であれば3割程度は脂肪細胞が残るため長い期間の効果を得ることができます。また瞼そのものに脂肪の量が少ない場合などには上瞼・下瞼の脂肪注入を行うことで瞼をふっくらとさせることができますし、ハリを持たせることでシワやたるみを解消することができます。
一方でデメリットとしては効果に対してやや料金相場が高めということがあり、20万円から40万円程度は必要になります。ヒアルロン酸の場合には10万円から20万円程度であるため、費用としては倍程度は掛かることになります。
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