二重まぶたにする方法はいくつかありますが、もっとも手軽に行われているのが埋没法です。埋没法は切開を伴う切開法とは異なり、まぶたの裏側に糸を縫い付けて引っ張ることで二重とすることができるものです。埋没法2点留めは、とめる数が2点あるというものです。一般的に埋没法2点留めは1点よりも自然であり効果があるため埋没法といえば2点留めが一般的です。とめる数に関しては最大4点ですが、まぶたの状態によって選ばれます。特にまぶたが分厚い場合や脂肪の量が多い場合には、点数を多くしないと二重にする効果を得られません。
一方で埋没法のリスクとしては、糸で縫合して引っ張りあげているということであり、その糸が残り続けるという点です。糸そのものが眼球を傷つけるということは稀ですが、よく目を擦ったりする場合には、縫合している糸が抜けてしまうケースがあります。糸が抜けてしまうと引っ張り上げる力がなくなるため二重の状態が作られなくなり、もとに戻ってしまいます。
埋没法のリスクとは?
埋没法2点留めに関わらず埋没法のリスクとしては、手術において起こるものとしては、内出血や腫れです。基本的に糸で縫い付けるだけなので切開を伴う方法に比べると内出血や腫れの程度は少ないですが、それでも出るリスクがあります。この場合には1週間程度で落ち着くのが一般的です。一方で医師の技量によっては、左右に違いが出るケースもありますし、二重まぶたが希望のラインにならないといったケースもあります。
また見た目のリスクとしてはまぶたに糸の膨らみが出るケースがあります。これは留める点数が多ければ多いほど出た場合に目立つため埋没法1点留めよりも埋没法2点留めの方が目立つことになります。
糸が残るため施術の良し悪しによっては糸が出てくるケースがあり、特にまぶたの裏側から出てくると目がゴロゴロしたり、開けるのが困難になるといったケースもあります。この場合には手術を受けた病院を受診して抜糸か修正手術をしてもらう必要があります。
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